リアル・スティールの評価
2011年SF映画
ショーン・レヴィ監督
ヒュー・ジャックマン主演
今作はゴミ捨て場から拾ったロボットを修理して、ロボットボクシングの世界大会に出場するという物語。
ディズニー映画だと聞いたからてっきりディズニーアニメのようなオーバーリアクションで押してくるかと思っていました。
しかし、見てみると設定が一つ一つしっかり縛られていて、登場人物の性格や伝えたいストーリーと噛み合っていました。
無駄と感じるシーンが少なくて、とても丁寧な映画です。
冒頭は父親がグダグダで負け続けるというダメ人間だったので、見ていてイライラしていましたが(笑)
ロボットバトルの迫力もあるし、現実離れもしていないバランスのとれた作品ですね。
親子愛、特に父と子どもの絆をテーマにしていて、本当に感動しました。
何年も疎遠だった親子が、ともにロボットに詳しくて夢中だという設定も良かったです。
映像もかなり綺麗で、とても見やすかったです。
ラストシーンのロボットの激闘は手に汗握るものでした。
この映画をきっかけに、困難から逃げない熱い心を思い起こせてくれますね。
流れてくる音楽もめちゃめちゃかっこいいです。