バッテリーの評価
2006年日本映画
滝田洋二郎監督
林遣都主演
今作は子供の頃に何度も見た野球の青春映画です。
孤独を抱えている天才野球少年が成長していく物語。
たくみは美少年ピッチャーですね。
たくみ役の林 遣都さんが、かなりの豪速球を投げるので、衝撃を受けたのを覚えています。
そして、キャッチャーのごうちゃんが常にニコニコしていて、本当にいい相棒です。
冒頭に二人でキャッチボールをして、ごうちゃんが5球でボールを取ったのは名シーンです。
野球だけでなく、家族や友達など、みんなそれぞれの葛藤が描かれています。
その流れがすごく自然でしたし、きちんと飲み込める内容になっていました。
特に、たくみと母親との蟠りには中学生の時は共感しました。
それがラストシーンで解決されるので、それなりに感動するんですよね。
小学校の時にこの作品を見たときは、先輩に拷問を受けるシーンは怖かったですね。
このシーンがきっかけで、中学校に入学したくなくなりました(笑)
体が弱くても明るくて、兄思いな弟もいいですね。
最後の弟が病院で入院してしまい、兄とのやり取りするシーンは感動します。
野球漫画の王道を行くような作品です。