女神の見えざる手
2016年サスペンス・ドラマ映画
ジョン・マッデン監督
ジェシカ・チャステイン主演
今作は敏腕なロビイストの女性が、巧妙な戦略を駆使して政治を陰で動かしていく姿を描いた物語。
映画の評価がかなり高かったので気になってみてみましたが、想像以上に面白かったです。
物語の展開やテンポが最高で、とにかく主人公の女性がめちゃくちゃかっこいい!
頭が切れるキャラクターで、瞬時に的確な判断を下すリーダーの鏡のような存在で、これは憧れますね。
周りから見ると失敗したと思える判断であっても、実はその失敗でさえも考え抜いていたものという周到ぶりもすごいです。
主人公を演じていたジェシカチャンスティンは、今作での配役が一番ぴったりだったのではないでしょうか?
オデッセイでの役もかなりカッコ良かったのですが、個人的には今作の方がかっこよくて憧れる女性像でした。
本当に頭の良い人というのか、この主人公のことをいうのでしょうね。
演出も脚本も全てが素晴らしい作品で、今まで見た作品の中でもトップ10に入るくらいお気に入りになりました。
これほどまでの作品がアカデミー賞に入らないなんて、やはりそれほどアカデミー賞の壁はでかいということなのでしょうか。
あまり知られていないような作品ですが、み終わった後にはスッキリする作品としてかなり多くの人にオススメしたい作品です。