グリーンブックの評価
2018年ドラマ・コメディ映画
ピーター・ファレリー監督
ヴィゴ・モーテンセン主演
今作は白人の用心棒と彼を運転手として雇った黒人ピアニストが、人種差別の残るアメリカ南部を旅する友情物語。
黒人と白人の差別を描いた作品は、その内容に胸が痛くなるものが多いと思います。
もちろん今作でも差別が描かれているのですが、それ以上にコメディや友情が多く描かれていて、心が温まる内容でした。
内容が進むテンポも良くて、コメディというかコミカルな感じの内容が多く、退屈せずに見ることができます。
今作は誰が見ても楽しめる内容ですし、やはりこのような作品を見ると差別のない幸せな世界を願う気持ちが大きくなりますね。
ラストに2人の友情が描かれる心には大号泣しましたし、見終わった後には本当に見て良かったというありがたみが残りました。
差別という深いテーマを、ここまでのコメディ感とテンポの良い内容で今作を制作したピーター・ファレリー監督が素晴らしいです。
黒人のピアニストを演じていたマハーシャラ・アリが、どこかで見たことがあるなと思っていたのですが、プレデターズにも出演していましたね。
2人の友情が起こしていく規制の物語は、見ていてほっこりする内容でしたので、家族でまったり見るのがオススメの作品です。