家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
2018年コメディ・ロマンス映画
李闘士男監督
榮倉奈々主演
今作は平凡なサラリーマンと、夫の帰宅を何故か死んだフリで迎える妻の日常をコメディで描いた物語。
主演を務めた安田顕さんと榮倉奈々さんの二人が、本当の夫婦みたいでお似合いだったのが印象的でしたね。
ストーリーも面白くて、榮倉奈々さんの死んだフリも可愛くて、徐々にいろんなバリエーションで笑わせてくるのも面白かったです。
安田顕さんは、いつもの変態のような面白さはなく、役柄を忠実に演じきっている感じで、とても自然的だったと思います。
自然とこんな死んだフリをしたり、毎日何か面白くてほっこりするようなことをしてくれるお嫁さんがいたら、毎日が楽しいですし可愛いですね。
ラストには男女の考え方の違いがわかる結末があって、なんとなく予想はしていましたが夫婦の方はかなり見るべきなのではないでしょうか。
男性は仕事で疲れていたり、話し合う時にもすぐに結論を求めたり、単刀直入なことを求めるという単純な考え方が基本。
しかし、女性はわざと遠回しに説明したり、男性からするとめんどうくさいと感じられることをしてしまう。
その男女のすれ違う様をうまく描いている作品ですね。