ライアーゲーム ザ・ファイナルステージの評価
2009年日本映画
松山博昭監督
戸田恵梨香主演
今作はライアーゲームのドラマシリーズからの完結編となる作品です。
何でも人のことを信じてしまうというバカ正直という言葉にふさわしい神崎直。
この戸田恵梨香さん演じる直と、いつも協力している松田翔太さん演じる秋山とのコンビはやっぱり最高ですね。
この二人が最後のゲームで、どう戦っていくのかが見どころです。
今作で描かれたファイナルゲームは、エデンの園ゲーム。
11人のプレイヤーで3種類のリンゴを投票するという単純なゲームですごく面白かったです。
全員が勝つ必勝法もあるけど、参加しているのはゲームをここまで勝ち上がってきた猫をかぶっている猛者たち。
こんな強者の人たちが、全員で信じあって協力するなんて本当に難しいですよね。
裏切らなければ、負債を背負う可能性があるゲームだからこそ。
それぞれが壮絶な過去を持っているので、ここがライアーゲームの面白いところです。
そして実は奥が深いゲームで、ルールを逆手に取った戦術が次々と繰り広げられるから、最初から最後まで飽きませんでした。
最後のエンディングが終わったあとの最後のシーンが好きです。