2018年アクション・コメディ映画
福田雄一監督
小栗旬主演
今作は前作で大暴れした坂田銀時とその仲間たちが、前回以上に大きな事件の中で前回以上に暴れ回る物語。
前作は少しシリアスな内容となっていましたが、今作は短編作品のような内容となっていて、ストーリー的には今作の方が見易かったですね。
もしかすると、原作を見ていないからということもあるかもしれませんが、それ以上にパワーアップしていたことも大きいのでしょう。
所々に挟んでくるギャグのセンスも最高で、これやって良いの?と疑ってしまうほどのパロディもあって、涙が出るほど笑いました。笑
アニメ・漫画作品の原作化は失敗が多いという問題点に対して、あえて真剣ではなくふざけ全開で制作する福田さんは良い意味でおかしいですね。笑
でも、私はその姿勢が大好きで、福田監督が手掛けた作品は毎回見ていますし、今作はもちろん映画館で鑑賞して、とても楽しめました。
パワーアップしたのは笑える面白さだけではなく、アクションシーンもめちゃくちゃカッコよくなっていて、より銀魂らしさは上がったのかなとも感じました。
また、個人的に一番最高だったのが主題歌を務めたbacknumberです。
backnumberの主題歌「大不正解」がめちゃくちゃ渋い上にカッコよくて、その歌がまたカッコよさを引き出していたようにも感じましたね。
笑いあり涙ありの超大作で、笑いを楽しみたい方にオススメの作品です。