101の評価
1996年ディズニー映画
スティーヴン・ヘレク監督
グレン・クローズ主演
今作はファッションデザイナーのアニタと恋に落ちたロジャー、そして彼らが買うダルメシアンの二匹が結ばれる物語です。
この映画の主演はダルメシアンの飼い主の夫婦かもしれませんが、明らかにデビル夫人と犬たちが主役になっていますね。
飼い主の夫婦は、ものすごく善人を感じることができるピッタリなキャスティングで良かったです。
一方で悪役のデビル夫人の存在感やカリスマ性は素晴らしかったですね。
可愛い動物や犬が好きな方は期待すると思いますが、子犬たちのシーンは少ないように感じました。
もちろん可愛いシーンもところどころあるのですが。
犬たちが大活躍するシーンが夜の雪の中で、ずっと画面が暗かったですし、そのシーンがとても長い。
雰囲気は「ホームアローン」に似ていて面白かったですが、子犬のシーンをもう少し増やして欲しかったです。
子供の頃にこの作品を見たときは、クルエラ役のグレン・クローズの悪女っぷりが強烈な印象でした。
101匹のダルメシアンの行進など、子犬を使った撮影はかなり大変だったんだろうなと思います。
見終わった後は心穏やかになりますし、安心できるファミリー映画ですね。
ディズニーっぽくて分かりやすい展開の連続で、愛に満ち溢れた作品と言えます。