映画 評価

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最強のふたり 評価

最強のふたり 評価

最強のふたりの評価

2011年ヒューマンコメディ映画

エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ監督

フランソワ・クリュゼ主演

今作は車椅子で生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年の友情を描いたヒューマン・コメディ。

人生の全てを手に入れた大富豪だけど全身麻痺となってしまった男と、彼に雇われた介護人で貧民層の若者。

価値観が全く正反対の二人が心の交流をコミカルに描くなんて、こんなに面白い映画はないですね。

絶対に価値観が合わない二人の距離が少しずつ縮まっていく過程が丁寧に描かれています。

知識や知恵がいくらあったとしてもダメだし、実用的に勝ることはないと実感させてくれます。

教科書通りに生きることは人生において、必ずしも正しいと言えない。

また、「笑い」や「楽しさ」が一番大切なんだなと感じます。

ストーリーやキャラクターも好きだけど、何より流れている音楽が本当に良かったです。

オープニングから明るい雰囲気なんだけど、焦燥感や不安定がまとわりつき、未来を悲観したくなるようなメロディでした。

最強にして最高の二人による人生謳歌というものを描きたかったのでしょう。

この映画で学んだのは、障害者に対する上部だけの気遣いが本当の優しさではないこと。

今作は最高の人生とはどういうものかということを教えてくれるので、絶対に見た方がいいです。

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