Diner ダイナーの評価
2019年サスペンス映画
蜷川実花監督
藤原竜也主演
今作はある女性がウエイトレスとして身売りされた殺し屋専用のダイナーを舞台に異様な世界を描き出す物語。
やっぱり藤原竜也さんの演技力はすごいですね。
ダイナーの店内の内装はもちろん、出てくる料理も全ておしゃれなデザインで飽きなかったです。
アイスクリームやハンバーガーなど、見ていて自分も食べたくなってきました。
アクションシーンでは過激な演出をしているのかと思ってたら、血ではなく花びらの演出をしていて綺麗でした。
だからか、あまり殺人のシーンでも残酷さを感じずに見ることができたので良かったです。
役者の演技力もあるかもしれないけど、登場しているキャラクターがとにかく濃い。
みんな殺し屋だけにぶっ飛んでいて、絶対にこんな店に入りたくない(笑)
過酷な状況に追い込まれた主人公が心の奥底の自分と向き合って本当の自分を取り戻していくところが良かったです。
やっぱり人間は過酷な状況に追い込まれた時ほど自分自身と向き合えるし、進化していけるんだと思う。
ウエイトレス役の玉城ティナが、めちゃくちゃセクハラされているシーンは正直羨ましいと思ってしまいました(笑)