トイ・ストーリーの評価
1995年アニメーション映画
ジョン・ラセター監督
トム・ハンクス主演
おもちゃが動いているなんて、子どもにとっては夢のある話です。
トイストーリーは初めて見たディズニー映画で、子どもの頃に何度も見た最高の作品です。
誕生日やクリスマスは子どもにとっては、新しいプレゼントが来るから楽しみではあるけど、おもちゃにとっては恐れている日でもあるのが面白い。
たしかに、今まで遊んでいたおもちゃも新しいおもちゃがくれば、遊ばなくなって、物置にしまってしまう。
人間は誰でも新しいものが好きという心理は昔から変わってないし、ずっと愛着が湧いているものは日常生活でも少ない。
おもちゃにとっては残酷だけど、これは人間社会にもいえる気がする。
おもちゃの幸せは「必要とされること」ですが、大人になってから「自分は誰かに必要とされてるのか」と一度は考えたことがあるはずです。
会社員として長年同じところに勤め上げていたとしても、自分より若くて優秀な人が入社してくれば、異動やリストラなんて話もあります。
特に変化の激しい今の時代だからこそ、世間に飽きられないために、常に新しいことに挑戦し続けるということが大事。
子どもの時とは違い、このように違った角度から考えられるようになったのも大人になった証拠ですね。
この作品をまだ見ていないという方は、見なきゃ損です。