ズートピアの評価
バイロン・ハワード リッチ・ムーア監督 2016年ディズニー映画
ジニファー・グッドウィン主演
今作はあらゆる動物が住む高度な社会を舞台にしたディズニー映画です。
タイトルとかキャラクターを見るとすごく可愛らしい雰囲気のある作品。
内容は人間関係でも起こりうる「平等とは何か?」ということを伝えているような内容になってます。
主人公であるジュディは、最初はウサギというだけで馬鹿にされ続ける。
それでも警察官になりたいという夢を叶えるために努力し続けていく姿はめちゃめちゃ良かったです。
やっぱり何かをやる前から、「お前なんかにできっこない」と言われるとムカつくし、見返してやりたいと思っている人は多いはず。
初めから自分でできると思っていることを実現しても全くつまらないし、そんな人生面白くもなんともない。
できないと思うから、その夢を実現できたときは心から嬉しいんですよね。
あらゆる現在の社会の問題点が、この映画を通じて浮かび上がってきます。
ジュディが諦めずに努力している姿は、めちゃめちゃ応援したくなります。
とても学びの多い映画ですが、他の映画のパロディを盛り込みながらポップに描いているところが楽しめるポイントでしょう。