サイレントヒルの評価
2006年ホラー映画
クリストフ・ガンズ監督
ラダ・ミッチェル主演
今作はもう一度見たくなってしまうほど、想像力をかきたてられるような映像の数々で衝撃でした。
それを支えていたのは、美術スタッフや決して疲れたいスピード感溢れる編集、カット割りなどなど。
原作がゲームや漫画などを実写化すると、内容が変わったただイメージが崩れるようなことが多い。
ただゲームにはゲーム、映画には映画にあったストーリーや演出があります。
神経質に考えたりしなければ、原作ファンの方でも普通に楽しめる作品なのではないかと思います。
PSのサイレントヒルのじわじわとした恐怖感を忠実に再現していました。
ただのゲームの実写化ではなく、しっかりとした映画でした。
闇が景色を変えて、奇妙なクリーチャーの世界に変貌する様が最高ですし、大好きです。
ただゲームとは違うところも多いですね。
しかし、それを切り離してみれば一つのホラー作品として見れるはずです。
魔女狩りの歴史を絡ませているところも見事でしたし、世界観を上手にまとめられていました。
魔女狩りのシーンは、なんか考えさせられましたし、母の偉大さのついても。
ただ怖いだけの映画かと思っていましたが、愛も感じる作品です。