スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐の評価
2005年SF映画
ジョージ・ルーカス監督
ヘイデン・クリステンセン主演
今作はついにジェダイのアナキン・スカイウォーカーが暗黒面に落ちる物語。
まず冒頭でいきなり、前作でアナキンとオビワンを難なく蹴散らしたドゥークー伯爵と対決。
前は全く歯が立たなかったアナキンでしたが、マスターヨーダですら倒せなかったドゥークー伯爵を瞬殺したのは驚きました。
しかし、その後はマスタージェダイに昇格できなかったアナキンは苛立ち、評議会からの信用も失っていく。
どういう展開でアナキンが暗黒面に落ちるのか全く予想できませんでしたが、アナキンの結末が本当に悲しいですね。
愛するパドメが死ぬという予知夢を見てしまい、それを現実にしたくないアナキン。
その弱みに付け込むかのようにダースシディアスが、暗黒面の力を手にすればパドメを救うことができるとアナキンを誘惑しはじめる。
アナキンの心中を思うと、正しいことをしたいという気持ちはあるけど、愛する者を救いたいという気持ちもある。
最終的には、パドメを救うために暗黒面に堕ちてしまって、ダース・ベイダーへと変貌して子供まで皆殺しにするシーンは悲しすぎます。
そして最後には、救うと決めたはずのパドメまで傷つけてしまう。
暗黒面の力を得ればパドメを救えると思ったのに、ダース・ベイダーになった自分自身でパドメを殺してしまうなんて。
アナキンとオビワンとの究極のライトセーバー戦やマスターヨーダとダースシディアスとの戦いは映画の歴史に残る戦いですね。