IT/イット “それ”が見えたら、終わり。の評価
2017年ホラー映画
アンディ・ムスキエティ監督
ティム・カリー主演
今作は子供が見たらトラウマになるような映画ですね。
冒頭で男の子が雨の中、折り紙のボートを下水に落としてしまいますが、そこにピエロのペニーワイズが顔を出したシーンは有名です。
ボートが欲しかったら手を伸ばせというペニーワイズに応えた男の子は、急に腕を食いちぎられたシーンは子供が見たら本当に泣きますね。
ペニーワイズというピエロはなぜか子どもにしか見えないらしく、多くの学生や子供が行方不明になっていく。
大人に頼ることはできず、立ち上がったのは学校の落ちこぼれの「ルーザーズ」というグループ。
太っている子をいじめていた奴がナイフを使ったり、度が過ぎたいじめをしていて、かなりタチが悪いクソ野郎ですね。
27年ごとに大きな事件や事故が起きているという歴史があり、謎が多いペニーワイズ。
実在しているのかも分からないし、幽霊みたいなものです。
だけど普通の幽霊なら、子どもにだけ見えるなんてそもそもおかしな話です。
ペニーワイズは眠ったら夢の中で殺されるというフレディに似ている気がします。
ただのホラー映画ではなく、子供がそれぞれ抱えている恐怖の克服だったり、友情などを描いた作品です。